変動金利はリスクなのか?②

こんにちは。ヨシダです。

 

前回は「変動金利」にはリスクを

軽減する為に2つのルールが設けられていて

その一つである

 

5年間支払い額・固定ルール」

 

をお伝えしました。

 

今回は2つめのルールである

 

次回上限額125%ルール」

 

をお伝えします。

 

 

さて。

 

 

変動金利の返済額は5年間ごとに

見直されますが…

 

見直しのタイミングで

 

メチャクチャ金利が上がって

 

しまったら返済額は

どうなるのでしょうか?

 

仮に3,000万円を35年返済で

金利0.775%で借入したとすると

月々81,576円

の返済額です。

 

 

これが5年後に…

 

 

金利3%

 

に上がってしまったら…

 

もうね。

 

 

「絶望」

ですよ。

 

 

今までは月々81,576円の返済額でしたが

3%になってしまうと…

 

月々115,455円

 

毎月の差額は33,879円ですので

かなり負担が増えますよね。

 

これでは変動金利のリスクが高過ぎます。

 

それを考慮して

 

どんなに金利が上がっても現在返済額の

 

【125%】

 

を超えない額が次回の返済額となるのが

このルールです。

 

上記の例で月々81,576円でスタートした場合

金利が3%だろうと5%になろうと

次回返済額は

 

月々101,970円

※上記数字は81,576円×1.25倍

 

となるのです!

 

仮に金利3%になってしまった場合

月々115,455円が本来の返済額

でしたのでその差額は

 

月々13,485円

 

毎月この負担減は家計にとっては

かなり大きいと思います。

 

このルールにより万が一、金利が急激に

上昇した場合でも見通しが立てられる

様になります。

 

安心。安心。

 

 

ですが…!

 

 

 

これも前回と同様に金利上昇局面では

返済を先送りにしているのと同じですので

繰り上げ返済」「借り換え」などの

対策が必要だと思います。

 

 

しかしならが変動金利の2つのルール

 

①5年間支払い額・固定ルール

②次回上限額125%ルール

 

を知っていれば金利上昇局面でも

十分に準備や対策する事が出来ます。

 

 

…よね?

 

 

変動金利=リスク

固定金利=安心

 

 

と思わずにまずは両方の特徴を知り

自分達には

 

どちらが合っているか?

 

を選んで頂きたいと常々思っています。

 

先行きが分からない時代だからこそ

不動産も住宅ローンも

しっかりと選びたいものですね。

 

 

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