こんちには。ヨシダです。
本日は住宅ローンの話・第三弾。
テーマは
「返済比率」
です。
返済比率とは
「年収に占める年間返済額割合」
の事で住宅ローン審査で銀行が
チェックするポイントの一つです。
返済比率は一般的には年収の
「30~35%」
となっており例えば
年収450万円の場合
450万円×35%=157.5万円
が年間返済額となります。
これを12ヶ月で割ると
157.5万円÷12ヶ月=13.125万円
となりますので年収450万円の方は
毎月約13万円の返済
が可能と銀行に判断されます。
しかし。
年収450万円の方に
毎月約13万円を返済し続けられますか?
と伺うと8割の方は
「ゼッタイ無理。」
と返答されます。
以前にもお伝えしましたが
住宅ローンは
「貸してくれる金額」
よりも
「返していける金額」
の方が大切です。
無理は禁物ですよ…。
そして「返済比率」を計算するうえで
もうひとつポイントがあります。
それは…
「住宅ローン以外の借り入れも含めて審査する。」
具体的にはクレジットカードでのリボ払いや
車のローンなどすべての借り入れが対象になります。
すでに借り入れがある方。
「要注意」です。
例えば
現在、車のローン返済が毎月35,000円と仮定します。
事前に車のローンを全部返済できないと
住宅ローンにどの位、影響が出るか
サクッと計算してみましょう。
年収450万円の場合。
※返済期間35年間・審査金利4%で試算
借入無⇒約2,964万円
借入有⇒約2,173万円
となりますのでその差額は
なんと…
「約791万円」
車のローンが残っているだけで
これだけの金額が
「減額」
されてしまうのです。
物件選びにも大きく影響しますよね。
ですので現在、ショッピングローンや
車のローンがある方は事前に返済を
した方が有利な方が多いです。
ただし。
必ず事前に完済をする必要
が無い場合もありますのでまずは
慌てずに。ゆっくりと。
状況をお聞かせください。
住宅ローン相談はテンマヤ・エステート
のヨシダまで。