こんにちは。ヨシダです。
最近、たまたまなのか
借地権の相談が増えており
数名の地主さんや借地権者さんと
打合せる機会が増えました。
両者ともに話しを聞くのですが
大体のパターンは
「どちらも困っている。」
事がほとんどです。
そもそも借地権とは
所有している家に住む為に
「土地を利用出来る権利」
の事を指します。
土地の所有者＝地主
家の所有者＝借地権者
の関係となり借地権者は
地代を毎月、地主へ支払います。
一見「貸す・借りる」の
シンプルな関係に見えますが
ナゼ、みんな困っているかと
言うと…
地主側にとっては
借地権者の「家に住む権利」が強く
守られている為、
地主＝土地の所有者
にも関わらず利用出来ない土地
となってしまいます。
貸した土地は一生還って来ない。
なんて事をよく聞きますが
その通りです。
地代は収入になりますが
そもそもの地代が低額のケースも多く
固定資産税も賄いきれない
ケースもあったりします。
地主さんてお金持ちのイメージが
ありますが結構、大変デス…。
一方の
借地権者側は…
家の所有者ですが
土地を利用する権利
を持っている人です。
確かに家に住む権利は
強く守られていますが
借地権者も意外と大変です。
それは…
相続などで
家を売る時や建て替えする際には
地主の承諾が必要でして…
承諾料や更新料
が必要なのです。
承諾料などは地主の
「言い値」
だったりする場合も多く
想定外の費用が必要な
ケースもあります。
古くからの借地で
契約書自体が無い
なんて事もザラですし
借地権割合などの関係で
一般的な取引価格では
売却出来ない事など
地主・借地権者を
困らせる問題が山積
しています。
困った。
どちらの言い分も分かります。
それでも
「そのまま」にしておく事は
問題の先送りに過ぎませんので
双方にとって折り合いのつく
着地点を…
イマ、
ワタシハ、
カンガエテイル。
…それだけ
土地と建物の権利を保有する
所有権
ってスゴイのです。
借地権でお困りの方は
テンマヤ・エステートのヨシダ
までご相談下さい。
中立なアドバイスを致します。